2023年3月に大阪市阿倍野区の西川医院で出産しました。
西川医院では入院中に授乳やミルクのあげ方、沐浴練習を教えてくれます。
退院しても赤ちゃんを自分でお世話できるように、一通りやり方を学べるんですよ。
西川医院はどんな方針・スケジュールで行なっているのでしょうか?
まとめてお伝えしていきますね!
授乳・ミルクのあげ方
出産後の赤ちゃんは新生児室で過ごしています。
その隣に授乳室があり、授乳の時間にママたちが集まって看護師さんから授乳の仕方やミルクの作り方・あげ方を直接教えてもらえるのです。
西川医院では授乳の時間は決まっており、以下の通りになっています。
- 7:00
- 10:00
- 13:00
- 16:00
- 19:00
- 22:00
- 1:00
- 4:00
3時間おきに1日計8回で、この時間あたりに赤ちゃんが泣き始めると、部屋に呼び出しの内線電話をかけてくれます。
もちろん電話がかかる前に自ら向かうこともありました。
ベビちゃんが泣いているので授乳をお願いします📞
わかりました。今から行きます!
母乳育児の方針
西川医院の母乳育児の方針は、「基本母乳推奨だが強制はしない」です。
母乳が出なければミルクを足しましょうという方針なので、多くの人が母乳とミルクの混合でスタートします。
スタンスとして母乳をおすすめしているので、看護師さんに聞けば母乳育児ができるようにやりながらアドバイスをしてくれます。
ですが絶対に母乳が出るまでやりましょうという圧は感じませんでした。
看護師さんによって視点やアドバイスの内容が様々だったので、私はいろいろなやり方を試して自分に合う方法を模索していました。
人によっては看護師さんによって言うことが違い、混乱する人もいるかもしれませんね。
ママも赤ちゃんも個性はそれぞれあり正解は一つではないので、毎日いろいろな看護師さんの話を聞ける環境はよかったなと私は思います。
体調によって授乳のスキップが可能!
ママの体調を優先してくれます。しんどいときは母乳の時間をスキップできます。
私は夜間の1時と4時、朝の7時は身体を休めたくてスキップしていました。
母体の回復がよくないときも、ゆっくり部屋で休養していてくださいねと赤ちゃんを預かってくれていました。
産後は身体とメンタルが疲れていたので、いやな顔一つせず預かってくれるのはとても助かりました。
スキップする間は、看護師さんがミルクを飲ませてくれていましたよ。
ミルクは使い捨ての哺乳瓶で衛生的!
ミルクはmedelaのプラスチック製使い捨て哺乳瓶を使います。
授乳室を使う初回は、ほほえみキューブを使ってミルクを自分で作る練習ができます。
2回目以降はミルクを看護師さんが作って渡してくれる、とても親切なオペレーションで楽でした!
希望する人は病院から一人ひとつもらえるガラスの哺乳瓶を使うこともできるようでしたが、私含めほとんどの人はmedelaの哺乳瓶を使っていました。
このmedelaの哺乳瓶は搾乳機にもセットして使えるもので、病院にある電動搾乳機は入院中いつでも自由に使うことができましたよ。
(この電動搾乳機、かなり高級品のようで使い方説明の際に看護師さんに何度も気をつけて使うよう念押しされました)
このmedelaの哺乳瓶は各部屋にも予備が置いてあり、使うとすぐ補充してくれていました。
いいものを惜しげもなく使うところ、さすが西川医院ですね(笑)
授乳室の雰囲気
広くて明るいお部屋で、壁際に椅子と授乳クッションが置いてあり自由に座って授乳できるようになっています。
奥の方のスペースは少し狭くなっており、混むと密だなと感じるときもありました。
授乳室ではみんな慣れない授乳やミルクをあげることに精いっぱいで、ママ同士の会話はあまりなかったです。
かといってギスギスしているわけではなく、自分の赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しんでいる感じで、居心地はよかったです。
少し余裕があるときは周りのママさんが看護師さんに質問している内容に耳を傾けたりしていました。
またコロナ禍で旦那さんや家族のお見舞いがなかったこともあり、身なりに気を遣わず家にいるようにリラックスして過ごせましたよ。
沐浴練習
西川医院ではマンツーマンの沐浴練習を入院中に1回受けることができます。
入院中のどこかのタイミングで、看護師さんから声がかかります。
私は授乳前に声をかけられ、そのまま沐浴練習の時間になりました。
- 赤ちゃんの持ち方(沐浴中)
- 石けんでの洗い方・洗う順番(沐浴中)
- ガーゼでの洗い方(沐浴中)
- バスタオル・服・おむつのセッティングのやり方(沐浴後)
- 服の着せ方(沐浴後)
- 保湿のやり方(沐浴後)
- 耳・鼻のお掃除方法(沐浴後)
- おへその消毒方法(沐浴後)
上の表に書いてあることに注意事項も合わせて、実際に自分の子どもを洗いながら教えてもらえます。
病院にあるバスタブは業務用の大きな深さのあるものだったので、赤ちゃんを落としてしまったらどうしようと緊張しながら練習していました。
産前にプレパパプレママ教室に参加していましたが、子どもは生きていて動くしふにゃふにゃしているのでとても難しかったです。
しかも習ったのが数か月前なので、私は割と忘れていることが多かったです。
マンツーマンで教えてもらえてほんとによかった…と練習を終えてホッとしました。
まとめ
西川医院での母乳育児の基本方針は、「基本母乳推奨だが強制はしない」でした。
足りない分はミルクを飲ませ、そのための道具やサポート体制も整えられています。
何よりも母体の回復を優先してくれるので、母乳とミルク混合でもよく母体を休めたいと考えている妊婦さんにはおすすめの産院です。
逆に絶対母乳育児をしたい!という強い希望のある方は、その意思を看護師さんにあらかじめ伝えておくと安心です。
この記事が西川医院を検討しているあなたに参考になれば幸いです♪